歯周病治療|京都市左京区の歯医者なら、小児歯科・床矯正、訪問診療・虫歯・歯周病治療に力を入れている「まさき歯科クリニック」

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【診療時間】9:30~12:30 / 14:30~19:30
【休診日】 日曜・祝日
※水曜午後・土曜午後は訪問診療のみ行っております。

歯周病治療

歯周病セルフチェック項目

下記の項目に当てはまる方は、歯周病にかかるリスクの高い方です。

  • 歯肉が腫れていますか?
  • 冷たいものがしみますか?
  • 口で呼吸していますか?
  • 歯並びが悪いですか?
  • 喫煙はしますか?
  • 妊娠していますか?
  • 歯みがきはあまりしませんか?
  • 歯みがきをすると歯ぐきから出血しますか?
  • 朝起きたとき、唾液に粘りけがありますか?
  • 歯ぐきがムズムズする時がありますか?

歯周病のメカニズム

歯周病とは、硬く石灰化した歯石が歯周病菌の温床となります。
初めは、歯と歯茎の境目に歯垢(プラーク)が付着し、さらに進行すると、歯周ポケット(歯茎のすき間)が深くなっていき、歯周病の進行を促し、歯を支えている歯槽骨(顎の骨)が下がって歯がぐらついてくる。さらに進行すると、痛くて咬めなくなったり、歯茎が腫れて歯を抜かなければならないこともあります。
そして現在、歯周病を起こす細菌は、動脈硬化にかかわっていることが指摘されています。歯周病のある人ほど、動脈硬化による心臓疾患が多くなることが調査により分かっています。
また、動脈硬化のあるところに歯周病を起こす細菌が見つかることが、北米やカナダの研究者により明らかにされています。
さらに、血流中に入り込んだ歯周病菌による内毒素・子宮や胎盤に障害を与えるため、早産や低体重児の原因になることもあります。

歯周病の治療

1.ブラッシング指導

一番大切な事は、日頃のホームケア(歯磨き)です。
歯周ポケットにプラーク(歯垢)が溜まってしまうと、自分ではなかなか落とせないので、歯につき始めたプラークをしっかり落とす事が大切になってきます。
歯科医師や歯科衛生士が行うスケーリング(歯石除去)等により、歯垢や歯石を取り、正常な歯茎に戻したり改善していきます。
歯磨きの際は、現状のブラッシングでどこが磨けていないのかをよく理解して頂いた上で、ご自分に合ったブラッシングの方法を学んでいただきます。
日頃のブラッシングによるプラークコントロールこそが、歯周病治療の第一歩です。

2.スケーリング(歯石除去)

歯石は、歯面に付着したプラークに、唾液中のリン・カルシウムが混じって石灰化したもので、表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。そして、強い病原性を持っています。
スケーリングでは、主に超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除き、歯の表面をツルツルの状態にし、プラークが付着しにくい状態にします。

3.フラップオペレーション(付着療法)

歯槽骨の破壊が大きく、歯周ポケットが深いような箇所は、スケーリングだけでは歯石を取り除く事が不可能です。このような場合は、歯肉を外側に開いて、歯根を露出させ細かい部分まで歯石を取り除きます。
歯茎を切開して骨から剥離させ、直視下で歯石や感染しきった歯茎を取り除き、残った健康な部分を縫い合わせます。

4.歯周組織再生誘導

歯周病によって破壊された骨は、通常再生することはありませんが、上記のフラップオペレーションに加えて、ゴアテックスやコラーゲンなどの膜を、歯石を取ってきれいになった歯と顎の骨の上に貼り付けたり、エナメルマトリックスと呼ばれるたんぱく質(顎の骨を作りやすくする)を塗布することで、歯周組織の再生を促進させることができます。
これは、骨も再生できる最新治療で、手術により元の健康な状態と同じ構造で、組織を回復させる事ができます。

当院の歯周病治療

歯周病治療といえば、一般的には歯磨き指導・歯石除去などの、歯の周囲の掃除を行うのが基本的な治療です。当院では、薬で治療する「顕微鏡を使った歯周内科治療」をおすすめしております。

顕微鏡を使った歯周内科治療方法とは

  • ①位相差顕微鏡での菌の確認
  • ②細菌の除去薬剤の内服
  • ③カビの除去薬剤、あるいは、カビとり歯磨き剤での歯磨き
  • ④除菌後の歯石とり

特に①での、位相差顕微鏡でお口の中の菌の状態を確認することが重要になります。
顕微鏡でお口の中の菌を確認することによって、現在の状況、これからどのようになっていくのかが判断できます。

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