虫歯治療|京都市左京区の歯医者なら、小児歯科・床矯正、訪問診療・虫歯・歯周病治療に力を入れている「まさき歯科クリニック」

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※水曜午後・土曜午後は訪問診療のみ行っております。

虫歯治療

虫歯のメカニズム

第1の因子

第1の因子は、ミュータンス菌を中心とした細菌が、歯の表面に住み着いていることです。
歯の表面で作られる乳酸などが、歯を溶かすようになります。

第2の因子

第2の因子は、歯が弱いことです。
現在、虫歯になりにくい丈夫な歯にしようということでフッ素が使われています。欧米では、フッ素を水道水に入れることによって、一時期に比べ、虫歯を大幅に減少させることに成功しています。私は、日本でも水道水にフッ素を加えることが必要であると考えています。

第3の因子

第3の因子は、砂糖などの糖分を取ることです。
砂糖などはデンタルプラーク細菌によって乳酸などに変わっていき、その酸が歯を溶かしはじめるわけです。
また、ミュータンス菌などは、歯に頑固にへばり付くために、砂糖から糊状のものを作ります。さらに、自分たちの体の中に糖分を蓄えて、寝ている間も蓄えた糖から乳酸を作り続けます。

第4の因子

第4の因子は、第1から第3の因子が一定時間以上続くことです。
したがって、砂糖の入ったキャンディーなどをしょっちゅう口の中に入れることや、糖分が残っているのに歯磨きもしないで寝てしまうことなどは、虫歯を作ることになってしまいます。虫歯は、歯の溝や、歯と歯が接触していてデンタルプラークの取り除きにくいところから始まります。ほんの少し白くなったりしたごく初期の虫歯は、削ること無しに治すことができるようになってきました。虫歯も他の全ての病気と同様に、早期発見・早期治療が大切です。

虫歯治療

前歯や奥歯でも比較的小さな虫歯の場合、レジンと言われるプラスチックの白い詰め物を1回で詰めて治すことが出来ます。

さらに、虫歯が進んでレジンでは詰められない場合、インレーという、虫歯を削って型を取り金属の詰め物を歯科用セメントで接着する方法があります。

さらに、虫歯が進行して、歯の神経を取ったり神経を取った歯に対して、プラスチックや金属で土台をかぶせて白色(前歯)や金属(奥歯)の差し歯をかぶせる方法があります。

虫歯や歯周病によって歯が抜けた場合には、ブリッジ(橋渡し)や入れ歯(取り外し式)になります。

シーラント

シーラントとは、奥歯の噛みあわせの部分にプラスチックを埋め込んで、その部分を虫歯予防する方法です。
その方法は非常にシンプルで、シーラントをする歯の溝をきれいにし、そこにレジンを貼り付けるのです。(レジンとは、軽い虫歯治療の時につめる白いもの)

奥歯など、歯磨き時にブラシが届きにくい場所に有効です。
実際に行う際には、本来のかみ合わせをずらすことになるので、かみ合わせに注意しながら進めます。

フッ素塗布

歯の一番外側にあるエナメル層は、フッ素を取り込むことで、より丈夫に硬く、そして虫歯になりにくくなります。
フッ素を取り込むには、歯医者で行う方法と、ホームケアで日常的に行う方法があります。

歯医者で行う方法

1.フッ化物歯面塗布(綿球法)

※塗布後20~30分は食事を取らないでください。

2.トレー法

専用のマウスピースをつけ、フッ素を取り込ませます。

3.イオン導入法

専用液を塗布。通電した歯の表面にフッ素イオンを積極的に取り込ませます。

ホームケア

ジェルやスプレー、うがいなど様々なタイプがあります。

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