床矯正|京都市左京区の歯医者なら、小児歯科・床矯正、訪問診療・虫歯・歯周病治療に力を入れている「まさき歯科クリニック」

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【診療時間】9:30~12:30 / 14:30~19:30
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※水曜午後・土曜午後は訪問診療のみ行っております。

床矯正

当院では、できるだけ歯を抜かずに、『床矯正装置』によって発育不良の顎を拡大して、歯並びを改善に導き、正しい成長に追いつくように治療を行っております。
歯並びが悪くなる原因の多くは、顎の成長不足が大きな原因です。
当院では、お子さんの床矯正の場合は、上下顎ともに永久歯の生えるスペース(顎の成長)ができる犬歯が萌える9~11歳ごろまでに、永久歯が萌えそろうのに必要なスペースを拡大して、正しい成長に追いつくように治療を行います。あわせて食育と同時進行することで、効果を最大限得られるようにしております。
大人の方の床矯正については、模型分析を行い適応できるかを検査した上で、判断しております。

床矯正の治療内容

1.Biotherapy(生物学的機能療法)

原因を考え、改めること。正しく成長することにより、自らの力で自然に治ること。
食事の環境を見直す、悪い習癖をやめることで、正しく歯が並ぼうとする力を助けてあげます。
当院では、まず生活習慣についてご確認させていただきます。自身の力で歯並びを治すことができれば、それが一番良い方法だと考えているからです。
Biotherapy(生物学的機能療法)だけでは治らないと考えられる場合に、床装置を使って矯正治療を行います。

2.メカニカルな矯正治療(あくまで補助的なものです) 

Biotherapy(生物学的機能療法)による歯並びの改善だけでは厳しい場合、装置を利用することになります。(ただし、装置を使うからといって生活習慣を改善しなくて良いわけではありません。)
治療で利用する装置を「床装置」と呼びます。

一般的に使用する器具の数は

犬歯が生える9~10才までに治療を終えた場合は、上下で1~4種類の装置を使用。
犬歯が生えた後9~10才以降に終えた場合は、上下で4~6種類の装置を使用。
※症例によってこれより少なくなったり、多くなったりします。

床装置による痛みについて

基本的に、痛みを我慢する治療ではありません。
痛いのを我慢してつけておく必要はありませんので、痛みを感じた場合、床装置は外しておいて早めに来院してください。
装置を調整すればすぐになおります。

床装置の装着時間

食事・歯磨き・発音障害を生じる場合は、装置をはずします。どうしても学校などにつけていきたくない子どもは、家に帰ってからつけていただきます。
また、寝ている時間を含めて、最低12~14時間(1日)装着が必要です。中学生以上の方は、学校で装着しないと、この時間を満たすことは困難です。

床矯正による早期の治療が大切

顔の成長は、6才までに約80%成長します。

歯並びが悪くなる原因の多くは、6才までの顎の成長不足が原因です。
永久歯が生えてくる場所が、足りなくなってしまったことが要因とされ、 永久歯の本数が増えるにしたがって歯並びは乱れ、ガタガタになってしまいます。
そのため、正しい成長に追い付くように、治療してあげる必要があります。

子供の矯正

歯並びが悪くなる原因の多くは、顎の成長不足が大きな原因です。
当院では、上下顎ともに永久歯の生えるスペース(顎の成長)ができる犬歯が萌える9~11歳ごろまでに、永久歯が萌えそろうのに必要なスペースを拡大して、正しい成長に追いつくように治療を行います。
併せて食育と同時進行することで効果を最大限得られるようにしております。

食育とは

  1. ひと口を大きくして、前歯でかぶりつく
  2. 火を使った料理では、歯ごたえを残すこと
  3. ひと口30回くらい噛む(カミング30)
  4. 食事中の姿勢(足をしっかり床について、姿勢を起こす)
  5. 食べ物を流し食べしない(飲み物で流し込まない)

バイオビムラー矯正とは

成長期の子供の正常な頭・顔・顎(上下)の発育はボールに空気を入れて膨らんでいく様子に似ています。
上顎(中顔面)は水平方向(前)へ、下顎(下顔面)は前下方へ成長すると理想的な顔貌、歯並びへ発育成長できるとされます。

歯列不正で来院される多くの場合、顎・顔面が綺麗な膨張になっていません。水平方向への成長が不足しており、代わりに下方への成長量が増えています。
この現象はダウングロース(下方成長)と呼ばれ、歯列不正の原因となっています。

当院の子供の矯正治療では、床矯正に続いて新たに「バイオビムラー矯正」(BBシステム)を導入いたしました。
ビムラー矯正とはドイツのビムラー博士が1946年に開発した機能矯正装置です。

歯並びは筋機能の調和により成り立っており、異常な筋機能は不正咬合を、正常な筋機能は正常な咬み合わせを導きます。
この理論のもとに生まれた小児矯正治療法が、バイオビムラー矯正です。
正常な筋機能とは力のバランスが整っていることです。
ひとりひとりに合った唇の力、舌の力、頬の力、顎の動き方のそれぞれの力が正しく働くことで、筋機能のバランスが整います。
ビムラー矯正はお子様が意識してお口の訓練をするのではなく、装置(ビムラー矯正装置)をはめることでおのずと嚙む力を上げ、歯を徐々に動かすことで歯並びを改善していきます。

装置の成り立ち

バイオビムラー矯正は、「バイオクラウン」と呼ばれる装置と「ビムラー」と呼ばれる取り外し式の装置を併用します。
その特徴は一般的な歯列矯正と異なり、歯の表面にブラケットと呼ぶ正方形の器具を装着せずに歯並びを整えます。
「バイオクラウン」は白いプラスチック製の装置で、乳臼歯に装着することで、お口の中を広げて舌が動きやすい空間を作り、受け口や出っ歯・叢生を改善します。
唇・頬・舌の筋肉のバランスが保たれ、頬と舌の筋肉が活性化することで、歯が適切な位置に移動し歯並びが整います。そのため、強制的に力を加えて歯を移動させるブラケット矯正と異なり、痛みも最小限に抑えられるというメリットがあります。
このビムラー矯正装置を就寝中10時間以上装着することで、歯並びや口の周りの筋肉が正常に働きます。自然な力により顎が発達し、歯並びは元より、顔全体の表情も豊かになり、生き生きとした良い顔になることでしょう。

適応年齢

6歳~10歳前後

ビムラー矯正は、顎の発達や乳歯の生え代わりの成長発達時間を活用する方法のため、上の永久歯前歯2本、下の永久歯前歯4本が生え揃った時期が最適な適用年齢ですが、個人差もあり永久歯列に全て生え代わってからも可能な場合があります。

長所

  1. 矯正装置が取り外し式のため、普段通りに歯磨きを行える。
  2. 床矯正のようにネジを回す必要がないため、患者さんや保護者の方の負担が少ない。
  3. 就寝中のみの装着(10時間以上が望ましい)
  4. 痛みや違和感が少ない。
  5. 基本的に歯を抜かない。(6歳~10歳前後が望ましい)
  6. 顎や顔のバランスが整い、理想的な成長に繋がる。
  7. 舌房が広がり、将来の睡眠時無呼吸の予防に繋がる。
  8. 自然な力で矯正していくため、矯正後の後戻りが少ない。

注意点

  1. 就寝中に装置を装着しないと矯正力が働かない。(本人及び保護者の協力が必要)
  2. さらに綺麗な歯並びを求める場合はブラケット矯正およびその矯正の併用も必要。

治療費と治療期間の目安

費用

バイオビムラー矯正 440,000円(税込)
調整料(1~2カ月毎) 2,200円(税込)

期間

小学校1、2年生から平均4~5年(5、6年生)の永久歯列に生え代わるまでの間フォローしていきます。

お支払い方法

当院では現金以外にも、各種クレジットカードでのお支払い(一括払い、分割ボーナス併用払い)、医療ローンでのお支払いをご用意しております。お気軽にご相談ください。

大人になってからの矯正

大人の方でも模型分析の結果、歯1本分の拡大の範囲であれば、お子さんと同様床矯正装置で歯を抜かずに治療を行っております。
床矯正装置を使って歯列矯正を行ったあとは、歯の軸を整えるためにブラケット治療が必要な場合もあります。

プチ矯正

通常の全顎矯正とは別に気になる前歯の一部のみの部分矯正です。通常の全顎矯正に比べて、費用や期間を少なくすることができます。
お気軽にお申し付けください。

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