自宅でできるウイルス予防対策
普段の感染予防対策として「手洗い」や「うがい」はご存知でしょうが、実は歯磨き(ブラッシング)がコロナ予防対策に期待できるのではないかと今注目されています。
その理由は
①歯磨きが不十分だと口腔内の細菌が増え、細菌が出すタンパク質分解酵素により口腔内の粘膜が傷付き歯周病菌が歯周ポケット(病的な歯茎の隙間)の中に侵入しやすくなります。歯周ポケット内の細菌は血流に乗って全身に運ばれます。その結果身体が慢性の炎症状態となり免疫力が低下します。
②人は1日約1・5ℓの唾液を作りますが、口腔内細菌が増えると作られた唾液が感染し、唾液を飲み込むと腸内の免疫力が低下し血中毒素が増えます。それにより感染し易くなります。ブラッシングにより口腔内が清潔になると感染のリスクが少なくなり重症化の予防に繋がります。特に就寝前のブラッシングを丁寧に時間をかけて行うことで免疫力の向上が期待できます。