歯周病治療

歯周病セルフチェック項目

下記の項目に当てはまる方は歯周病にかかるリスクの高い方です。

歯周病セルフチェック項目

歯周病のメカニズム

歯周病のメカニズム

歯周病とは硬く石灰化した歯石が歯周病菌の温床となります。
初めは歯と歯茎の境目に歯垢(プラーク)が付着し、さらに進行すると歯周ポケット(歯茎のすき間)が深くなっていき、歯周病の進行を促し、歯を支えている歯槽骨(顎の骨)が下がって歯がぐらついてくる。

さらに進行すると痛くて咬めなくなったり、歯茎が腫れて歯をぬかなければならないこともあります。

そして現在、歯周病を起こす細菌は動脈硬化にかかわっていることが指摘されています。

歯周病のある人ほど動脈硬化による心臓疾患が多くなることが調査により分かっています。

また、動脈硬化のあるところに歯周病を起こす細菌が見つかることが北米やカナダの研究者により明らかにされています。
さらに血流中に入り込んだ歯周病菌による内毒素・子宮や胎盤に障害を与えるため、早産や低体重児の原因になることもあります。

歯周病の治療

一番大切な事は、日頃のホームケア(歯磨き)です。

1.ブラッシング指導 

一番大切な事は、日頃のホームケア(歯磨き)です。
歯周ポケットにプラークが溜まってしまうと自分ではなかなか落とせないので、歯につき始めたプラークをしっかり落とす事が大切になってきます。
歯科医師や歯科衛生士が行うスケーリング(歯石除去)等により、歯垢や歯石を取り正常な歯茎に戻したり改善していきます。
歯磨きの際は、現状のブラッシングでどこが磨けていないのかをよく理解して頂いた上でご自分に合ったブラッシングの方法を学んでいただきます。日頃のブラッシングによるプラークコントロールこそが歯周病治療の第一歩です。

2.スケーリング(歯石除去) 

歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したもので、表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。そして強い病原性を持っています。スケーリングでは主に、超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除き、歯の表面をつるつるの状態にし、プラークが付着しにくい状態にします。

3.フラップオペレーション(付着療法)

歯槽骨の破壊が大きく、歯周ポケットが深いような箇所はスケーリングだけでは歯石を取り除く事が不可能です。このような場合は、歯肉を外側に開いて歯根を露出させ細かい部分まで歯石を取り除きます。 
歯茎を切開して骨から剥離させ、直視下で歯石や感染しきった歯茎を取り除き、残った健康な部分を縫い合わせます。

4.歯周組織再生誘導 

歯周病によって破壊された骨は通常再生することはありませんが、上記のフラップオペレーションに加えてゴアテックスやコラーゲンなどの膜を歯石を取ってきれいになった歯と顎の骨の上に貼り付けたりエナメルマトリックスと呼ばれるたんぱく質(顎の骨を作りやすくする)を塗布することで、歯周組織の再生を促進させることができます。
これは骨も再生できる最新治療で、手術により元の健康な状態と同じ構造で組織を回復させる事ができます。

当院の歯周病治療

当院の歯周病治療

歯周病治療といえば、一般的には歯磨き指導・歯石除去などの、歯の周囲の掃除を行うのが基本的な治療です。

当院では、薬で治療する「顕微鏡を使った歯周内科治療を」をおすすめしております。

顕微鏡を使った歯周内科治療方法とは

位相差顕微鏡での菌の確認
細菌の除去薬剤の内服
カビの除去薬剤あるいは、カビとり歯磨き剤での歯磨き
除菌後の歯石とり

特に①での位相差顕微鏡で、お口の中の菌の状態を確認するのが重要になります。

顕微鏡でお口の中の菌を確認することによって、現在の状況、これからどのようになっていくのかが判断できます。